豊洲大友氏は中世、大分を守護職として400年もの長きに渡り統治し、九州の雄として名を馳せた名門です。そしてその大友宗家を支えたのは大友一族（庶家）や各地域の武将たちでありました。しかしながら大友氏400年の歴史の中には全国的に誇ることのできる素晴らしい人物（武将）や物語があるにもかかわらず県内外には意外と知られていません。

大友氏顕彰会は、この豊洲大友氏の偉業を顕彰すべく平成23年４月に設立されました。身近にある大友氏の歴史を学ぶことで、自分たちの住むまち大分に関心と誇りを持ち、その魅力や素晴らしさを少しでも多くの人に感じてもらえればと考えます。

我々の住むまち「ふるさと・おおいた」は、我々自らの手で変えていかなければなりません。それは、県民一人ひとりが「ふるさと・おおいた」を心から愛し、誇りを持つということから始まるのではないでしょうか。会の活動を通じその「郷土愛」が県民の心の中に少しでも芽生えることができたなら、会としてこれ以上嬉しいことはありません。

当会では、大友氏を大分の「顔」として全国に情報発信したいと考え、NHK大河ドラマ化を目指し、様々な運動、活動を行っています。平成25年１月にはNHK大河ドラマ「大友宗麟」誘致推進協議会を発足させ、県や各市町村、県内各団体とが一緒になって大分を盛り上げようとしています。

NPO法人大友氏顕彰会へのご理解とご協力を賜りますよう、切にお願いする次第でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。

平成25年５月15日